再現作品
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金沢美大入試問題 再現作品集
製品デザイン 推薦入学合格作品
森島小妃瑛
(三重県立桑名高校 出身)
「 合格への道のり 」
私は高1から金沢美大のオープンキャンパスに参加し、高2のオープンキャンパスで実力の無さを痛感したと同時に、絶対にこの大学に入りたいと強く願いました。金沢美大生のアドバイスを受けその日の帰り道に初めて、この金美アトリエに来ました。美術系の勉強は中学の授業程度!遠方の三重県からのチャレンジ!体育系の部活でしかもキャプテン!高校は理数系専攻で美術の授業は無し!金沢美大合格の道のりは果てしなく遠いものでした。
高校の先生から「部活を続けていては現役合格は難しい!」と、はっきりとアドバイスをいただきましたが最後まで部活を続け、2浪覚悟の金美一択で受験をスタートしたのが高2の夏でした。週20時間デッサンの時間を確保することが精いっぱいの努力。金美アトリエの夏期・冬期等の講習会に参加して、それ以外は高校の美術の先生に見てもらいました。コロナウイルスが流行した事は、私にとって大きなチャンスでした。高校は休校で、より多くの時間をデッサンやデザインに使うことができました。2浪を覚悟した私が現役合格できたポイントは何か…。デッサンは頑張った時間だけ上達する。ただよく見て考えながら描き続けるということ。イバルの良いところを見つけて真似することもいいと思います。デザインでは誰のどんな問題を解決するデザインなのかどんなところを工夫したのかをしっかり考え理解することです。金美の募集要項は隅々まで読み、大学が求めているものは何かをしっかり考え理解することが大切だと思います。最後に、遠方から度々突然の受講も受け入れてご指導していただいた広瀬先生をはじめ、講師の方々、一緒に学んだ仲間のみんなに感謝します。ありがとうございました。
金沢美術工芸大学 日本画
今年度、日本画の受験生はいませんでした。掲載作品は本校講師による参考作品です。
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■1次 : 鉛筆写生
・植物活力液10本セット
・腐葉土(多肉植物用2ℓ袋)
・麻布
・自在クランプ
・こかぶ
・ジャガイモ2個 -
■2次 : 着彩写生
・ウイルキンソングレープフルーツ炭酸水500ml 4本パック
・自在クランプ
・フィットチーネ(ヌードル)一束
・水菜
・桔梗の球根入り黒ビニール容器
・水色フアー生地
日本画は、1次、2次 共に試験時間は例年と変化なく7時間で実施されました。
金沢美術工芸大学 油 画
■1次 : デッサン 5時間 × 2日間 =10時間
■2次 : 人物油画 5時間 × 2日間 =10時間
1次と2次の間に、1次合格発表の日も含め合計5日間の日程で実施されていました。
しかし、今年はコロナ禍の影響で、実際の描画検定は、デッサンのみ。1日7時間の制限時間で
描き上げると言うことになりました。
2次の「人物油彩」の検定は実施されず、「木の角材を持った自画像」(F15号)を、事前
に描き、検定時に「自己作品証明書」を添付して提出するということになりました。
極力、モチーフ・モデルを囲んで描くという密の状態を回避した、コロナ感染対策の結果だと思われます。