再現作品

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金沢美大入試問題 再現作品集

視覚デザイン 推薦入学合格作品

坂口 歩 (石川県立二水高校 出身

「 自分を信じて 」
私は高1の春から 金美アトリエに入りました。
しかし 部活動などもあり、本格的に受験に取り組み始めたのは3年になってからでした。出席が不定期でままならぬ時もありました。それでも広瀬先生は、スランプになった時も、受験で不安な時も、あきらめずに私を支えてくださいました。
私は色彩構成が苦手でしたが、先生や講師の方々が、「 自分らしさ 」を見つけてくださったおかげで、受験でも自分を信じて描くことができました。
「色彩構成」と言う難敵には、残念ながら突然に上達する特効薬も、どんな絵も最高の傑作になる魔法の絵の具も無いみたいです。どんなに辛くとも、自分を信じてしつこく頑張ってください。最後に、私が合格できたのは、私を支えてくれた沢山の方々のおかげです。

本当にありがとうございました。

 

  • ■2次 : 色彩構成)
    「元気の出るお弁当」と言うテーマで色彩構成をしなさい。
    解説:100文字
    私は、食べてココロが踊り、自然と力が湧いてくるナポリタン弁当を考えました。
    パスタで躍動感のある構図にすることで、元気がみなぎってくる様を表現しました。 
    又、フォークに目が行くように意識しました。        

     

     


  • ■1次選考 提出作品
    ● 鉛筆デッサン 「 おもいカメラ 」
    想いの詰まったった重いカメラを中心に、瓶、ポット、観葉植物
    等で構成し、特にカメラの重量感と正確な描写に気を配りました。

  • ● 鉛筆デッサン 「 母のモンチッチ 」
    ピエロの仮装姿のモンチッチと、アクリ棒に 自分の手を加えて
    構成しデッサンしました。


  • ●油彩画(F50号) 「 大笑い 」
    はじめて描いた油画の大作です。近所のおばあちゃんの笑顔を暖な色彩で表現しました。
    この絵は2019年全国総文に石川県代表として出品され、日本文教出版の美術教科書に掲載予定です。 

     

     

  • ● 想作雑誌「 NotoNoto 」表紙デザイン

    金美のZINE Projectに憧れ、能登の魅力を発信する雑誌の表紙をデザインしました。写真、イラスト、コピー等、
    すべて自分で創作。誌名は、伸ばして読むと「のとのおと」とも読め、[noto]は英語で音符の意味なので、ロゴも、
    音符をイメージして作りました。

     

     

     


金沢美術工芸大学 製品デザイン

坪内 大貴
(福井高校 出身)
「 一球入魂! 」

金沢美大へ進むことは 私にとって大きな意味を持ち、思い描いていた夢への大事な通過点でした。 
合格をこの目で確かめた時、「全てはここに繋がっていたのか!」と確信しました。
度重なる傾向と対策。先生や金美生講師からのアドバイスの数々。様々な不安の中、このアトリエや高校、自宅で試行錯誤しながら描き上げた1枚1枚が、本番での糧になったのです。
これから金沢美大を受験される方へ。
可能性を信じ、時間をかけて自らを磨き上げる入試と言う経験は今後多くはないでしょう。特に金沢美大の入試は、自分の個性をダイレクトな形で大学にぶつけることができる独特なものです。だからこそ、先ずはミスを恐れず、自分の強みを1枚に凝縮できる方法を考えてみてください。
実力のある人の意見を素直に吸収し、1枚ごとに目標をたてて向き合えば成長はさらに加速するはずです。それから 良い師、良い仲間 に出合うここは大切だと思います。きっと良い結果を引き寄せ、そこから学んだことはその後の財産になるでしょう。
最後に、私を鍛えてくださった金美アトリエの先生や同志の皆さんに心から感謝します。本当にありがとうございました。

  • ■1次 : デッサン
    ・無印スタッキングスツール
    ・無印マウスウオッシュ390ml
    ・無印詰め替えボトル600ml
    ・コロナエキストラビール
    ・白いタオル
    1つのモチーフを4人で、対面を避けるように距離を置き斜め方向から描けるように配慮して
    有りました。

  • ■2次:製品デザイン
    家庭の食卓で使う、非接触型体温計をデザインしなさい。

     


金沢美術工芸大学 製品デザイン

小川 泰史
(宮崎県立佐土原高校 出身)

「 直前講習会受講で合格することができました。 」
私の住んでいる宮崎県には、美術系の予備校が無く、金沢美大の製品デザインを受験するに
当っては、高校の美術担当の先生の指導を受けながら 個人単位での対策をしてきました。
しかし、当方では、金沢美大の入試情報も少なく対策が難しいため、金美アトリエアトリの入試
直前講習会に参加しました。
短い期間でしたが 金美アトリエで、同じ志望校・同じ専攻科を目指す仲間たちと、入試対策に
取り組む環境が とても大きな力となりました。
同じ問題でお互いのプレゼンテーションを聞き、批評を受け、デザインの話をしたりして入試へ
のモチベーションを高く保つことができました。
また、アトリエでは金沢美大の合格作品や 色々な入試情報が充実していて、とても効果的に
入試対策をすることができました。
これから金沢美大を目指す人たちへ……。 特に遠方からの受験生の人たちへ……。
講習会をうまく使えれば大きな成果が期待できます。遠方だからと言ってあきらめずに頑張っ
てください。

  • ■1次 : デッサン   (文言は同上)

  • ■2次 : 製品デザイン  (文言は同上)


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